介護職の仕事とは?

介護職の仕事は、7時頃~16時頃までの早番、9時頃~18時頃までの日勤、11時頃~20時頃までの遅番、17時頃~翌10時頃までの夜勤と、4交代制のシフト勤務であることが多いです。
施設によっては早番、遅番、夜勤の3交代制がとられていることもあります。

仕事の内容は実に幅広く、介護を必要とするお年寄りのあらゆる身の回りのケアをしていくのですから、大変やりがいのある仕事です。
そのほとんどが日常生活においての介護となりますが、例えば、咀嚼する力や物を飲み込む力の弱い利用者には、その人に合った食事を提供して食事の介助をします。
排泄を自力で行うことができない利用者には、オムツ交換をしたりトイレまでサポートするなどの排泄介助も行います。
利用者が常に清潔で気持ちよく過ごせるよう、入浴の介助も毎日欠かせません。
排泄介助や入浴介助は、介護の仕事の中でも重労働ではありますが、利用者の嬉しそうな顔や感謝の声などをダイレクトに感じられることが多いため、やりがいを感じられるでしょう。
他にも、一緒に歌を歌ったり、工作をしたり、ゲームをしたりするレクリエーションや、口腔ケア、快適な眠りにつけるよう就寝介助など、分刻みであらゆる仕事をこなしていきます。

老人保健施設などで働く場合は無資格でも就業できる場合がありますが、介護職についての知識や技術をきちんと身につけている人が求められます。
介護職員初任者研修以上を求める求人が非常に多いですから、介護福祉士の資格を取得しておいた方が良いでしょう。