英語の発音を良くするヒントを紹介します

黒人英語と白人英語の発音の違い

日本人が日本で聞いている英語というのは、白人のセントラルのアメリカンイングリッシュか、Britain Englishであり、「うにゃうにゃうにゃ・・・」と発音する、母音と子音が消えるのがアメリカ人の英語、いわゆるリエゾンと呼ばれる発音方法です。

黒人は黒人で発音の仕方が異なっており、これは恐らく「自分たちなりのユニーク性を追求したい」という気持ちから生まれているのだと思います。

個を表現したいという気持ちは、人種や肌の色関係なしに生まれついた人間の本能ですよね。

また彼らの間には、ラップやヒップホップなどの自由を主張する音楽の文化が根付いているため、ラッパーからの影響を強く受けた発音や表現が定着しているのだと思います。

また、African Americanと呼ばれる黒人は、セントラルイングリッシュを話す事が出来ますが、白人は黒人英語を話しません。

マネしてジョークにする事はあっても、実際に常用する事はわたしの知る限りありませんでした。

黒人は造語もよく使っていて、例えば彼らは奴隷だった時代に、bread(=食用パン)をお金の代わりにもらっていたようで、you've got a bread, man? などと質問される場合があるようです。

これは、パンを持っているか?という意味ではなく、「お金を持っているか?」という意味で、白人のアメリカ人でも知っていないと通じない英語であり、英語をひろえるリスニング力がある人もまた、拾えるだけに混乱するフレーズの一つかもしれません。

さらに、Bread と辞書で調べても「お金」とは出てこない場合もあって、隠語や造語というのは、現地のそのエリアの人しかわからない場合もあります。

黒人英語というのは、こういった、独自性のあるものが多く、文法や発音、単語も異なってくるのですが、Bread については、実はイギリスのスラングでも「お金」の意味があるようです。

黒人の場合は、くだけた独自性を意識しているため、通常の英語の常識ではとらえず、こんな英語もあるのかと、柔軟に考える方が良いと思います。